• 殺菌剤

ノンブラス®フロアブル

500㎖

関連資料

※チラシ・技術資料関連は最新の登録情報を反映していない場合がございます。

基本情報

種類名 トリシクラゾール・フェリムゾン水和剤
有効成分 トリシクラゾール 8.0%/フェリムゾン 15.0%
RACコード
(作用機構分類)
殺菌剤分類 16.1、U14
登録番号 第20090号
毒性 普通物*
有効年限 4年、1年(10ℓ:空散)
包装 500㎖×20、10ℓ
WCSマニュアル
掲載状況
未掲載

WCSマニュアルとは㈳日本草地畜産種子協会編「稲発酵粗飼料生産・給与技術マニュアル」を指します。

特長

  • 有効成分フェリムゾン(治療剤)に浸透移行性を持ったビームを組み合わせた水稲用殺菌剤です。
  • 治療効果と予防効果を兼備し、適期幅が広く残効性に優れています。
  • 有効成分のフェリムゾンとビームはともに散布後、速やかに稲体内に浸透しますので、降雨による影響が少なく、散布後の急な降雨や、降雨のあい間の散布でも防除効果を発揮します。
  • 他のいもち病防除薬剤と全く異なるタイプのフェリムゾン、メラニン合成阻害(還元酵素阻害型)系いもち病防除剤ビームとも他剤で効きにくくなったいもち病菌に対しても優れた効果を発揮します。
  • 適用内容と使用法
  • 使用にあたって
作物名 適用病害虫名 希釈倍数 使用液量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 トリシクラゾールを含む農薬の総使用回数 フェリムゾンを含む農薬の総使用回数
いもち病 1000倍 60~150L/10a 収穫7日前まで 2回以内 散布 4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) 2回以内
ごま葉枯病 1000倍 60~150L/10a 収穫7日前まで 2回以内 散布 4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) 2回以内
もみ枯細菌病 1000倍 60~150L/10a 収穫7日前まで 2回以内 散布 4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) 2回以内
内穎褐変病 1000倍 60~150L/10a 収穫7日前まで 2回以内 散布 4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) 2回以内
稲こうじ病 1000倍 60~150L/10a 収穫7日前まで 2回以内 散布 4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) 2回以内
穂枯れ(ごま葉枯病菌) 1000倍 60~150L/10a 収穫7日前まで 2回以内 散布 4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) 2回以内
変色米(アルタナリア菌) 1000倍 60~150L/10a 収穫7日前まで 2回以内 散布 4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) 2回以内
変色米(エピコッカム菌) 1000倍 60~150L/10a 収穫7日前まで 2回以内 散布 4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) 2回以内
変色米(カーブラリア菌) 1000倍 60~150L/10a 収穫7日前まで 2回以内 散布 4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) 2回以内
いもち病 300倍 25L/10a 収穫7日前まで 2回以内 散布 4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) 2回以内
いもち病 30倍 3L/10a 収穫7日前まで 2回以内 空中散布 4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) 2回以内
いもち病 原液 120ml/10a 収穫7日前まで 2回以内 空中散布 4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) 2回以内
いもち病 8倍 800ml/10a 収穫7日前まで 2回以内 空中散布 4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) 2回以内
いもち病 8倍 800ml/10a 収穫7日前まで 2回以内 無人ヘリコプターによる散布 4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) 2回以内

使用上の注意

  • 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
  • 本剤は長期間貯蔵しておくと分離するので、使用の際は容器をよく振って均一な状態に戻してから所定量を取り出してください。
  • 散布液調製後はそのまま放置せず、できるだけ速やかに散布してください。
  • 本剤を希釈倍数300倍で散布する場合は、所定量を均一に散布できる乗用型の速度連動式地上液剤少量散布装置を使用してください。
  • 空中散布および無人ヘリコプター散布に関する注意については「製品情報と注意事項」の見方、「空中散布、無人航空機(無人ヘリコプター等)散布・滴下に関する注意」をご参照ください。
  • 散布薬液の飛散によって動植物、特に野菜類の幼苗、なし(二十世紀、幸水、新水等)等の農作物の危被害や自動車の塗装等に被害を与えるおそれがあるなど、各分野に影響があるので、散布区域内の諸物件に十分留意してください。
  • 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。

薬害

  • 野菜類の幼苗およびなし(二十世紀、幸水、新水等)には薬害を生じるおそれがあるので、かからないように注意して散布してください。
  • たばこ、けいとうおよび幼植物のだいず・あずき・いんげんまめには薬害を生じるおそれがあるので、かからないように注意して散布してください。

安全使用上の注意

  • 誤飲などのないように注意してください。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当てを受けさせてください。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当てを受けてください。
  • 本剤は眼に対して刺激性があるので、眼に入らないように注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当てを受けてください。
  • 本剤は皮膚に対して弱い刺激性があるので、皮膚に付着しないように注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。
  • 散布の際は防護マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換してください。
  • 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯してください。
  • かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。

貯蔵上の注意

  • 密栓し、直射日光をさけ、なるべく低温な場所に保管してください。
  • 適用内容と使用法
  • 使用にあたって