ワタヘリクロノメイガ(ウリノメイガ)
【生態】
-
年間3~4世代発生する。幼虫で越冬するが、寒冷地では越冬は困難である。幼虫の体長は老熟すると2cm程度である。体色は淡い緑色で、背面側に2本の白色の線が認められる。
【被害】
-
完全展開葉に産卵し、若齢幼虫期は葉裏から食害する。3齢期になると成長点付近に移動し、葉を綴り合せてその内部で食害を続け、その中で蛹化する。
-
幼虫の発育が進み、葉を綴り合せるようになると殺虫剤が到達しにくくなるため、葉裏から食害している若齢幼虫期に防除する。圃場周辺のカラスウリなどにも生息するので、周辺のウリ科雑草などを除去する。
