qバロックはハダニの成虫、幼虫、卵のうち、どれに有効か?
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バロックはハダニの卵、幼虫、若虫に効果を示します。
卵に対しては殺卵・ふ化阻止作用を示し、幼虫・若虫に対しては脱皮阻害作用を示します。
一方、成虫へは直接の殺ダニ効果を示しませんが、薬液のかかった成虫の産んだ卵はふ化しません。

qバロックを散布する時期はいつが適切か?ハダニ多発時に散布してもよいか?
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なるべくハダニ多発時をさけ、発生始めに散布してください。
バロックは残効性に優れますが、成虫へは直接の殺ダニ効果を示さず、卵、幼虫、若虫に対して効果を示すため、散布してからハダニの数が減るまで時間がかかります。多発時は速効性のある殺ダニ剤を使用し、ハダニ成虫の数が減ってからのバロック使用をお勧めします。

qバロックに浸透移行性はあるか?
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浸透移行性は無いため、葉の表裏を含めて作物全体に薬液がかかるよう、しっかり散布してください。

qバロックのミツバチに対する影響は?散布後、放飼するまで何日経過すればよいか?
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製品ラベル通りの使用であれば、ミツバチ虫体への影響はほとんど生じないと考えられます。ただし、薬液でミツバチの翅が濡れると飛行に支障をきたす場合がありますので、散布翌日以降の放飼をお勧めします。

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