q防人箱粒剤や箱維新粒剤を早期水稲に使う場合、飛来性ウンカへの効果は問題無いか?
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早期水稲栽培では普通期と比較して、田植えからウンカ飛来までの期間が長くなるため、ウンカ類の飛来時期や飛来状況によっては効果が不安定になるおそれがあります。したがって、早期水稲栽培ではウンカの発生状況に応じて有効な本田殺虫剤との体系防除をお勧めします。

q育苗箱1枚当りのは種量が180gで、水田10a当りに使う育苗箱が12枚程度である。防人箱粒剤を使う場合、育苗箱1枚当り80g処理しても問題無いか?
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お客様の育苗方法では、育苗箱1枚当りの処理量は50gとなります。製品ラベルにもありますように、高密度は種として想定される育苗箱1枚当りの乾籾は種量は200~300gです。

q殺菌成分イソチアニルはいもち病にどのように効くのか?
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イソチアニルは直接の殺菌作用を示しませんが、植物の病害に対する抵抗性を誘導して防除効果を発揮します。イソチアニルが稲の体内に取り込まれると稲はいもち病菌に対する防御態勢を整え、感染してもすぐに抵抗反応により稲体内でのいもち病菌の伸展を阻止、死滅させます。

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