- IPM関連剤
フェロディン®SL
関連資料
※チラシ・技術資料関連は最新の登録情報を反映していない場合がございます。
基本情報
種類名 | リトルア剤 |
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有効成分 | リトルアA(4.55mg/1個)、リトルアB(0.45mg/1個) |
登録番号 | 第13746号(住友化学登録) |
毒性 | 普通物* |
有効年限 | 3年 |
包装 | (1個×2袋)×4 |
特長
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フェロディンSLはハスモンヨトウの雌成虫が放出する性フェロモンを製剤化した製品です。
本剤はハスモンヨトウの雄成虫を大量に誘引しますので、トラップとの併用により雄成虫を捕殺し、受精卵数と次世代幼虫を減少させることが可能となります。
- 適用内容と使用法
- 使用にあたって
作物名で絞り込み
本資料の記載内容は2023年1月17日現在の登録内容に基づいています。
作物名 |
適用 |
使用 |
適用病害虫名 | 使用量 | 使用時期 | 使用方法 |
いも類 豆類 なす科野菜 あぶらな科野菜 レタス れんこん にんじん ねぎ類 いちご たばこ まめ科牧草 等(※) |
ハスモンヨトウ加害作物栽培地帯 | 誘引 | ハスモンヨトウ 雄成虫 |
2~4個/ha | 成虫発生初期から発生終期まで | 本剤をトラップ1台当り1個を取付けて配置する。取付けた薬剤は1.5~2ヶ月間隔で更新する。 |
(※)表中に記載のある作物をはじめ、ハスモンヨトウの加害する全ての作物に使えます。
使用上の注意
- 本剤はハスモンヨトウ雄成虫を連続的に誘引するので、トラップとの併用により雄成虫を誘殺し、産卵を減少させることを目的とします。産卵への影響はハスモンヨトウ成虫の密度が低いほど大きいので、被害を軽減するためには成虫発生初期( 4~5月)から連続的に使用する必要があります。短期間あるいは成虫密度が高まってからの使用では効果は期待できません。
- 本剤は広い地域におけるハスモンヨトウの密度低下を目的とするので防除対象地域はハスモンヨトウ加害作物栽培圃場だけでなく、それらを含むできるだけ広範な地域とし、生産団地などを中心に、共同で毎年繰り返し使用することが望ましいです。おおよそ、10ヘクタール以下の面積では効果は期待できません。
- 本剤で誘引した雄成虫はトラップで捕殺します。本剤を取り付けたトラップは、樹木や建物等から離れた風通しの良い場所に、地上1~1.5mの高さ(圃場内では作物より高い位置)に固定します。
- トラップ設置中は発生密度に応じて適宜巡回し、トラップが誘殺された蛾でいっぱいになる前に処理を行ってください。
- 本剤は1.5~2ヶ月たつと誘引効果が低下してくるので新しいものと交換してください。(古くなったものをそのままにして新しいものを追加してもよいです)
- アルミ箔を開封して放置すると薬剤が揮散して効果が低下してしまうので、必ず使用直前に必要個数だけ開封してください。
- トラップは防除対象地域に1ヘクタール当り2~4台の割合で設置することを標準としますが、対象地域の条件によって適宜増減してください。
- 周辺地域からの飛来が予想される場合は防除対象地域内周辺のトラップ数を密にしてください。
- 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
貯蔵上の注意
- 直射日光をさけ、なるべく低温の場所に保管してください。
- 適用内容と使用法
- 使用にあたって