- IPM関連剤
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関連資料
基本情報
種類名 | チリカブリダニ剤 |
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有効成分 | チリカブリダニ 1,000頭/250㎖ |
登録番号 | 第20852号(アグリ総研登録) |
包装 | 500㎖ボトル(2,000頭入り) |
特長
- 施設野菜類で問題となるハダニ類の卵~成虫まで捕食する有力な天敵です。
- 薬剤抵抗性の発達したハダニ類にも効果を発揮します。
- ナミハダニ、カンザワハダニを専門に捕食する天敵のため、発生初期に放飼することで定着しやすくなります。
- 適用内容と使用法
- 使用にあたって
作物名で絞り込み
本資料の記載内容は2023年1月17日現在の登録内容に基づいています。
作物名 | 適用病害虫名 | 使用量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | チリカブリダニを含む農薬の総使用回数 |
野菜類(施設栽培) | ハダニ類 | 6000頭/10a | 発生初期 | – | 放飼 | – |
使用上の注意
- 本剤はハダニ類を捕食する天敵チリカブリダニを含有する製剤です。
- チリカブリダニの生存日数は短いので、入手後直ちに使用し、使いきってください。
- 容器中でチリカブリダニが偏在していることがあるので、放飼前に10~20分ほどボトルを横に寝かせてください。使用の際には容器を横にしてゆっくり縦に10~20回転、横に10~20回転させて均一に混和した後、葉上へ少量に分けて圃場に均一に放飼してください。放飼中もこの作業を時々行ってください。
- ハダニ類の生息密度が高くなってからの放飼では十分な効果が得られないことがありますので、ハダニ類がまだ低密度で散見された時点で最初の放飼をしてください。なお、ハダニ類の発生は均一ではないので、ハダニ類の密度の高い場所へ重点的に放飼してください。
- 天敵としてチリカブリダニが有効な密度(チリカブリダニ1頭当りハダニ類が30頭以下)を保つため、ハダニ類の発生初期より約1週間間隔で数回放飼してください。
- 本剤の使用中は、日中の施設内の平均室温を17~30℃に保ってください。
- チリカブリダニの活動に影響を及ぼすおそれがあるので、本剤の放飼前後の薬剤散布はさけてください。
- 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
- 容器、空袋等は圃場などに放置せず、環境に影響のないように適切に処理してください。
貯蔵上の注意
- 本剤は天敵生物であり、容器内での生存日数が短いので、入手後直ちに使用し、保存しないでください。
- 適用内容と使用法
- 使用にあたって