- IPM関連剤
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基本情報
種類名 | タイリクヒメハナカメムシ剤 |
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有効成分 | タイリクヒメハナカメムシ成虫 250頭/250㎖ |
登録番号 | 第21361号 |
包装 | 250頭/250㎖ |
特長
- 難防除害虫であるアザミウマ類の有力な天敵昆虫です。
- 幼虫・成虫ともにアザミウマ類を捕食するため、高い効果を示します。
- 日本在来の天敵(タイリクヒメハナカメムシを使用)で生態系に影響しません。
- ハウス内の移動性が高いので、スポット散布(放飼)で高い効果が期待できます。
- 適用内容と使用法
- 使用にあたって
作物名で絞り込み
本資料の記載内容は2023年1月17日現在の登録内容に基づいています。
作物名 | 適用病害虫名 | 使用量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | タイリクヒメハナカメムシを含む農薬の総使用回数 |
野菜類(施設栽培) | アザミウマ類 | 0.5~2L/10a(約500~2000頭) | 発生初期 | – | 放飼 | – |
使用上の注意
- 本剤はミナミキイロアザミウマ、ミカンキイロアザミウマおよびヒラズハナアザミウマを捕食する天敵タイリクヒメハナカメムシを含有する製剤です。
- 本剤は入手後速やかに使用し、使いきってください。
- 容器内にタイリクヒメハナカメムシが偏在していることがあるので、使用の直前に均一になるように容器を上下、左右に数回回転させた後に、容器を振りながら作物上に放飼してください。
- ミナミキイロアザミウマ、ミカンキイロアザミウマおよびヒラズハナアザミウマの生息密度が高くなってからの放飼は十分な効果が得られないことがあるため、ミナミキイロアザミウマ、ミカンキイロアザミウマおよびヒラズハナアザミウマの発生初期より7~10日間隔で圃場全面に放飼することが望ましいです。
- 本剤の使用量は対象作物の生育段階に合わせて調節してください。
- タイリクヒメハナカメムシの活動に影響を及ぼすおそれがあるので、本剤の放飼前後の薬剤散布はさけてください。
- 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、また、適用作物群に属する作物・品種によっては、タイリクヒメハナカメムシが定着しにくく、効果が十分に発揮されない場合があるので、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
貯蔵上の注意
- 本剤は天敵生物であるので、入手後速やかに使用し、保存しないでください。
- 適用内容と使用法
- 使用にあたって