• 殺菌剤

タフエイド

100g

関連資料

基本情報

種類名 タラロマイセス フラバス水和剤
有効成分 タラロマイセス フラバス SAY-Y-94-01株胞子 3×10⁸CFU/g
RACコード
(作用機構分類)
殺菌剤分類 BM2
登録番号 第24463号 (エス・ディー・エス バイオテック登録)
毒性 普通物*
有効年限 2年
包装 100g×20
WCSマニュアル
掲載状況
掲載あり

WCSマニュアルとは㈳日本草地畜産種子協会編「稲発酵粗飼料生産・給与技術マニュアル」を指します。

特長

  • 栃木県農業試験場がいちご圃場から分離した有用糸状菌(タラロマイセス フラバス)を有効成分とする生物農薬です。
  • 水稲のは種時に土壌灌注処理します。自動は種機でも使用できます。
  • 稲のもみ枯細菌病、苗立枯細菌病および苗立枯病(ピシウム菌、フザリウム菌、リゾープス菌、トリコデルマ菌)に高い予防効果を示します。
  • 温湯消毒した種子との併用により、安定した高い防除効果が期待できます。
  • 有効成分であるタラロマイセス菌がもみ表面に付着、増殖し、病原菌の増殖・侵入を防ぎます。生育した苗の基部のもみ殻表面には黄色いコロニーが確認できます。
  • 稲に対する寄生性、病原性がありません。また、育苗時に低温などに遭遇しても効果の変動が生じにくく、苗の生育に対しても悪い影響を与えません。
  • 薬剤耐性菌に対しても同様の予防効果があります。
  • 鳥類、昆虫、水生生物、植物、土壌微生物のほか、きのこ類(しいたけ、エリンギ等)などに対して影響が認められていません。
  • 適用内容と使用法
  • 使用にあたって
作物名 適用病害虫名 希釈倍数 使用液量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 タラロマイセス フラバスを含む農薬の総使用回数
稲(箱育苗) 苗立枯細菌病 500倍 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り500ml は種時 土壌灌注
稲(箱育苗) もみ枯細菌病 500倍 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り500ml は種時 土壌灌注
稲(箱育苗) 苗立枯病(トリコデルマ菌) 500倍 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り500ml は種時 土壌灌注
稲(箱育苗) 苗立枯細菌病 1000倍 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り1000ml は種時 土壌灌注
稲(箱育苗) もみ枯細菌病 1000倍 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り1000ml は種時 土壌灌注
稲(箱育苗) 苗立枯病(トリコデルマ菌) 1000倍 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り1000ml は種時 土壌灌注
稲(箱育苗) 苗立枯病(リゾープス菌) 1000倍 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り1000ml は種時 土壌灌注
稲(箱育苗) 苗立枯病(フザリウム菌) 1000倍 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り1000ml は種時 土壌灌注
稲(箱育苗) 苗立枯病(ピシウム菌) 1000倍 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り1000ml は種時 土壌灌注
稲(箱育苗) 苗立枯病(リゾープス菌) 500倍 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り500ml は種時 土壌灌注
稲(箱育苗) 苗立枯病(フザリウム菌) 500倍 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り500ml は種時 土壌灌注
稲(箱育苗) 苗立枯病(ピシウム菌) 500倍 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り500ml は種時 土壌灌注
作物名 使用目的 希釈倍数 使用液量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 タラロマイセス フラバスを含む農薬の総使用回数
稲(箱育苗) 根の生育促進 500倍 育苗箱(30×60×3㎝、使用土壌約5L)1箱当り500ml は種時 土壌灌注
稲(箱育苗) 根の生育促進 1000倍 育苗箱(30×60×3㎝、使用土壌約5L)1箱当り1000ml は種時 土壌灌注

使用上の注意

  • 本剤の有効成分は生菌ですので、薬液調製後はできるだけ速やかに使用してください。また、開封後は密封して保管し、できるだけ早く使いきってください。
  • 本剤は他剤と混用すると十分に効果が発揮されない場合があるので注意してください。
  • 本剤の所定量に少量の水を加えてかき混ぜ、その後所定量となるよう水を加え十分撹拌してから散布してください。
  • 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。

安全使用上の注意

  • 本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないように注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当てを受けてください。
  • 使用の際は農薬用マスク、不浸透性手袋、不浸透性防除衣などを着用するとともに保護クリームを使用してください。作業後は直ちに身体を洗い流し、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換してください。
  • 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯してください。
  • かぶれやすい体質の人は作業に従事しないようにし、施用した作物等との接触をさけてください。
  • 夏期高温時の使用をさけてください。

貯蔵上の注意

  • 密封し、直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に保管してください。
  • 適用内容と使用法
  • 使用にあたって

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