体験レポート※コメント内容は個人の感想です。
林浩陽(こうよう)様(左)・林夢太(ゆめた)様(右)
石川県野々市市 株式会社林農産
FG剤を導入されたきっかけは?
夢太様:最初に使ったのは2021年だったと思います。その前年にイボクサが大量発生して刈り取り時にコンバインの刃を何度もつまらせてしまい、なんとかしたいと思って農協の担当者に相談しました。そうしたら「ジェイフレンドがいいですよ」と薦められ、さらにちょうどその年に新発売になったFG剤の特徴を聞き、これは期待できると思って使ってみました。最初は全面に拡散するイメージがわからなかったので心配だったのですが、撒いたところを見ていると、FG剤が拡がっている境界がきれいに見えたので拡散している感覚がすごくわかりやすく、そのような様子からもFG 剤がしっかり拡がっていることがわかりました。

除草剤の散布は主に夢太さんが担当している。

水面の波がおさまり、その状態が拡がっていく。
変形田が多いが、そういった
田んぼにもFG剤はしっかり届く。
実際にFG剤を使ってみた感想は?
浩陽様:動力散布機を背負って、ホースで1キロ粒剤を撒いていましたが、弊社は変形田が多く、隅のほうまでホースが届かなかったりしてうまく撒けなかったのです。五角形や六角形、ひょうたん型や狭小三角形など、いろいろな変形田がありまして、当然のように角のほうは剤が行き渡らず雑草が生えていたのですが、FG剤を使うようになって全面で除草ができるようになりました。また、住宅地が近い圃場も多いのですが、動力散布機は騒音が出ます。近隣の方々に申し訳ない気持ちもあったのですが、FG剤なら騒音はゼロですから、その点でも選択してよかったと思います。

畦畔から投げるだけで、あっという間に散布完了。

農tuberでもある浩陽さんは、作業の傍ら、撮影も。
一人でラクラク散布できて
あっという間に作業が終わる。
多忙な時期にこの省力性は助かる。
他に感じたメリットはありますか?
浩陽様:除草剤の散布がラクになりました。畦畔の一辺から投げ込むだけでよいので、とにかく早い。他の薬剤は1周しなくちゃいけないけど、大きな区画だと1周するのもたいへんなので助かります。ためしにどのくらい短時間になるか計ったところ、15aの圃場が45秒で完了しました。
夢太様:動力散布機を使ってホースで撒くとなると、機械をかつぐ人とホースを持つ人、さらに移動することを考えると3人は人員が必要なのですが、FG剤なら一人ですべての作業ができます。しかも圃場に入らなくていい。除草剤の散布期間は、田植えや代かきなど、他にもたくさん人が必要になる作業が集中する超多忙な時期なので、この“圧倒的な省力性”にはとても助かっています。

現在は主にジェイフレンドを使用している。

散布後1ヶ月後。圃場の隅までしっかり除草できている。
さまざまな負担やストレスを減らして、
農業をより多くの人が共有できる仕事へ。
これからの時代の農業にFG剤は貢献できますか?
夢太様:FG剤は軽いことも魅力だと思います。1キロ粒剤の場合、1袋10キログラムというかなりの重量になってしまいます。FG剤なら1袋4キログラムですから、とても軽いです。取扱作業では何個も運ばないといけないので、それだけ軽くなると作業が飛躍的にラクになります。農業に従事する人が減ったり、高齢化するこれからの時代に、この軽さは大きな味方になると思います。
浩陽様:私は20年以上、子どもたちのために米づくり体験学習の機会を設けています。その理由のひとつは農業に従事する人が減っているからです。農業は厳しいというイメージがありますが、このような新しい剤や技術があれば、省力化が進むとともに、敷居も低くなって、価値と魅力ある仕事だと感じて参加してくれる人が増えるのではないかと思っています。私はFG剤のおかげで幸せな稲刈りができるようになり、とても嬉しく思っていますが、この剤がますますそのようなトレンドを生み出し、拡げるパワーの源になることを期待しています。

協友アグリのスタッフとともに100点満点の笑顔で。

「23世紀お笑い系百姓」というスローガンとともに明るい農業を推進中。