自己拡散型浮遊粒剤FG
体験レポート※コメント内容は個人の感想です。

水田の管理面積が増加していく中で、
省力・時短を強力に後押しする。

廣本誠也(せいや)様(左)・内海宙士(ひろし)様(右)

福島県河沼郡会津坂下町 株式会社若宮ばくさく

FG剤を導入されたきっかけは?

廣本様:他社の自己拡散性のある剤を使っていましたが、ドローンに詰まってうまく撒けなかったことがあり、農協の担当者に相談したところFG剤を紹介されました。

内海様:「値段も安くなりますよ」と聞いて、それで効果があれば言うことないなと思い、使ってみることにしました。

FG剤の拡散性はすぐに確認できましたか?

内海様:それまでに使っていた剤は小さい粒状で、ちゃんと拡散しているかよくわからなかったのですが、FG剤はすぐに目で見て拡がっている様子を確認できました。

廣本様:風が吹いた時に散布したら「一片に寄ってしまったかな」と思うこともあったのですが、2、3週間して圃場全面で雑草が抑えられていたので、そういった結果からも、ちゃんと拡散していたことがわかりました。

小さい圃場は、畦畔から手撒きで散布している。

撒いた瞬間から剤が拡散していく様子が見てわかる。

ドローンとの相性がバツグン!
飛行時間を短縮でき、バッテリーも減らない。

実際に使ってみた感想は?

廣本様:ドローンとの相性がとてもいいです。詰まることもまったくありません。以前はドローンを飛ばしてみて「剤が出てない」となってドローンを降ろすということを繰り返していたのですが、FG剤ではそういったトラブルが解消されて、ストレスも解消しました。

内海様:もはやドローン散布は私たちの農業に欠かせません。以前は地道に圃場を歩いて1キロ粒剤を手で撒いていたのですが、剤が同じ場所に落ちたり、狙ったところに飛んでいかないことがよくありました。ドローンとFG剤があれば、手軽に撒けて圃場の隅々まで剤が拡散するので、心身ともにぐっと負担が減りました。

廣本様:しかも拡散性が高いので、ドローンを何往復もさせなくていい。だから、あっという間に散布が終わります。オフィスに戻って日誌をつけている時に「今日1日でこんなに終わっちゃったよ」とビックリすることもあります。

内海様:結果的にバッテリーの減りも少なくなりました。3反の圃場を3枚続けて5分くらい。このプロセスをバッテリー交換なしで2回続けてできるのでとても効率がいいですね。

大きな圃場はドローンで散布。バツグンの相性で省力・時短を実現。

FG剤は拡散性が高いので、圃場を何往復もしなくてOK!

ラクラク散布できて、すぐ終わる。
FG剤は、多忙な時期の頼れる味方。

他に感じたメリットはありますか?

廣本様:あまり気を遣わなくてよい点です。変形田でも自然に拡散してくれるので、ドローンに適正量の剤を積んでパーッと撒いて終わりです。1キロ粒剤だったら剤の行方に注意しながら、みっちりと撒いていかなければいけないので、その差は大きいです。弊社の場合、6月初頭に田植えを終えて、7月からそばの栽培作業がはじまるので、初中期の除草剤散布にかけられる時間がけっこう短く、60haほどの圃場の散布を2週間以内に終わらせる必要があります。こうなるとFG剤はもはや不可欠で、FG剤がないと終わらないと感じています。

現在は主にサラブレッドGOを使用している。

散布1ヶ月後。圃場の隅までしっかり除草できている。

田んぼの条件にあわせて使い分け、
これからの農業の力強い支えに。

FG剤の使い方で工夫していることはありますか?

廣本様:小さい圃場を1枚だけ、という場合はドローンを飛ばすとかえって手間がかかるので手撒きで散布しています。その場合も一辺を歩いて撒くだけで反対側まで拡散するので、楽なことに変わりありません。また、水もちが良い圃場はFG剤で、水もちが悪かったり水深がしっかり保てないような圃場は1キロ粒剤で。そのような使い分けをしています。

これからの時代の農業にFG剤は貢献できますか?

内海様:農業の高齢化は深刻なまでに進んでいて、近隣で圃場を手放す人が増えています。そういった農家さんが託すのは弊社のような法人になるので、若宮ばくさくの管理面積はますます増えています。この流れに省力化は必須要素なので、FG剤はこれからも私たちの力強い支えになってくれると確信しています。

会津の象徴、磐梯山のふもとに広がる若宮ばくさくの圃場。

さまざまな形でサポートを展開する協友アグリのスタッフとともに。

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