• 水稲除草剤

協友草笛®フロアブル

300㎖

関連資料

基本情報

種類名 クミルロン・ペントキサゾン水和剤
有効成分 クミルロン 27.4%/ペントキサゾン 8.2%
RACコード
(作用機構分類)
除草剤分類 30、14
登録番号 第21621号
毒性 普通物*
有効年限 5年
包装 300㎖×20
WCSマニュアル
掲載状況
未掲載

WCSマニュアルとは㈳日本草地畜産種子協会編「稲発酵粗飼料生産・給与技術マニュアル」を指します。

特長

  • 10アール当り300㎖のボトル1本で軽々と除草できます。
  • 水中拡散性に優れたフロアブルタイプの製剤なので、薬剤散布後、有効成分は速やかに拡散し、安定した効果を発揮します。
  • ノビエをはじめとする水田一年生雑草、ホタルイ・マツバイ・ミズガヤツリに高い効果を示します。
  • 問題のアゼナ、アメリカアゼナなどの一年生広葉雑草にも高い効果を示します。
  • 本剤に含まれる両成分とも移植水稲に対して優れた選択性を示すので通常の使用では薬害の心配が
    少ない薬剤です。
  • 適用内容と使用法
  • 使用にあたって
作物名 適用雑草名 使用時期 使用量 本剤の使用回数 使用方法 クミルロンを含む農薬の総使用回数 ペントキサゾンを含む農薬の総使用回数
移植水稲 水田一年生雑草 移植時 500ml/10a 1回 田植同時散布機で施用 2回以内 2回以内
移植水稲 マツバイ 移植時 500ml/10a 1回 田植同時散布機で施用 2回以内 2回以内
移植水稲 ホタルイ 移植時 500ml/10a 1回 田植同時散布機で施用 2回以内 2回以内
移植水稲 ミズガヤツリ 移植時 500ml/10a 1回 田植同時散布機で施用 2回以内 2回以内
移植水稲 ヘラオモダカ 移植時 500ml/10a 1回 田植同時散布機で施用 2回以内 2回以内
移植水稲 水田一年生雑草 植代時(移植前7日まで) 500ml/10a 1回 植代時に原液のまま散布し混和する。 2回以内 2回以内
移植水稲 マツバイ 植代時(移植前7日まで) 500ml/10a 1回 植代時に原液のまま散布し混和する。 2回以内 2回以内
移植水稲 ホタルイ 植代時(移植前7日まで) 500ml/10a 1回 植代時に原液のまま散布し混和する。 2回以内 2回以内
移植水稲 ミズガヤツリ 植代時(移植前7日まで) 500ml/10a 1回 植代時に原液のまま散布し混和する。 2回以内 2回以内
移植水稲 ヘラオモダカ 植代時(移植前7日まで) 500ml/10a 1回 植代時に原液のまま散布し混和する。 2回以内 2回以内
移植水稲 水田一年生雑草 植代後~移植前7日又は移植直後~ノビエ1葉期 但し、移植後30日まで 500ml/10a 1回 原液湛水散布 2回以内 2回以内
移植水稲 マツバイ 植代後~移植前7日又は移植直後~ノビエ1葉期 但し、移植後30日まで 500ml/10a 1回 原液湛水散布 2回以内 2回以内
移植水稲 ホタルイ 植代後~移植前7日又は移植直後~ノビエ1葉期 但し、移植後30日まで 500ml/10a 1回 原液湛水散布 2回以内 2回以内
移植水稲 ミズガヤツリ 植代後~移植前7日又は移植直後~ノビエ1葉期 但し、移植後30日まで 500ml/10a 1回 原液湛水散布 2回以内 2回以内
移植水稲 ヘラオモダカ 植代後~移植前7日又は移植直後~ノビエ1葉期 但し、移植後30日まで 500ml/10a 1回 原液湛水散布 2回以内 2回以内
移植水稲 水田一年生雑草 移植時 300ml/10a(少量散布) 1回 田植同時散布機で施用 2回以内 2回以内
移植水稲 マツバイ 移植時 300ml/10a(少量散布) 1回 田植同時散布機で施用 2回以内 2回以内
移植水稲 ホタルイ 移植時 300ml/10a(少量散布) 1回 田植同時散布機で施用 2回以内 2回以内
移植水稲 ミズガヤツリ 移植時 300ml/10a(少量散布) 1回 田植同時散布機で施用 2回以内 2回以内
移植水稲 コウキヤガラ 移植時 300ml/10a(少量散布) 1回 田植同時散布機で施用 2回以内 2回以内
移植水稲 クログワイ 移植時 300ml/10a(少量散布) 1回 田植同時散布機で施用 2回以内 2回以内
移植水稲 シズイ 移植時 300ml/10a(少量散布) 1回 田植同時散布機で施用 2回以内 2回以内
移植水稲 水田一年生雑草 植代後~移植前7日又は移植直後~ノビエ1葉期但し、移植後30日まで 300ml/10a(少量散布) 1回 原液湛水散布 2回以内 2回以内
移植水稲 マツバイ 植代後~移植前7日又は移植直後~ノビエ1葉期但し、移植後30日まで 300ml/10a(少量散布) 1回 原液湛水散布 2回以内 2回以内
移植水稲 ホタルイ 植代後~移植前7日又は移植直後~ノビエ1葉期但し、移植後30日まで 300ml/10a(少量散布) 1回 原液湛水散布 2回以内 2回以内
移植水稲 ミズガヤツリ 植代後~移植前7日又は移植直後~ノビエ1葉期但し、移植後30日まで 300ml/10a(少量散布) 1回 原液湛水散布 2回以内 2回以内
移植水稲 コウキヤガラ 植代後~移植前7日又は移植直後~ノビエ1葉期但し、移植後30日まで 300ml/10a(少量散布) 1回 原液湛水散布 2回以内 2回以内
移植水稲 クログワイ 植代後~移植前7日又は移植直後~ノビエ1葉期但し、移植後30日まで 300ml/10a(少量散布) 1回 原液湛水散布 2回以内 2回以内
移植水稲 シズイ 植代後~移植前7日又は移植直後~ノビエ1葉期但し、移植後30日まで 300ml/10a(少量散布) 1回 原液湛水散布 2回以内 2回以内

使用上の注意

  • 使用量に合わせ秤量し、使いきってください。
  • 使用直前に容器をよく振ってください。
  • 本剤は雑草の発生前から発生始期に有効なので、ノビエの1葉期または発生始期までに時期を失しないように散布してください。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にフレが出るので、必ず適期に散布するように注意してください。ホタルイ、ミズガヤツリ、ヘラオモダカ、コウキヤガラに対しては、発生前から発生始期までが、クログワイ、シズイに対しては発生前が本剤の散布適期です。
  • コウキヤガラ防除は、必要に応じてコウキヤガラに有効な後処理剤と組み合わせて使用してください。
  • クログワイ防除は、必要に応じてクログワイに有効な後処理剤と組み合わせて使用してください。
  • シズイ防除は、必要に応じてシズイに有効な後処理剤と組み合わせて使用してください。
  • 苗の植え付けが均一になるように、整地、代かきはていねいに行い、ワラくずなどの浮遊物はできるだけ取り除いてください。また、未熟有機物を施用した場合は、特にていねいに行ってください。
  • 散布に当っては、水の出入りを止めて湛水状態のまま本剤を水田全面にいきわたるように散布し、少なくとも3~4日間は通常の湛水状態(水深3~5cm程度)を保ち、田面を露出させたり、水を切らしたりしないようにしてください。また、散布後7日間は落水、かけ流しはしないでください。
  • 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合や異常気象の場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。

薬害

  • 苗が水没するような深水状態では、葉鞘部に軽い褐変症状が出るおそれがあるので、水管理に注意してください。
  • 砂質土壌の水田および漏水田(減水深2cm/日以上)、軟弱な苗を移植した水田、極端な浅植えの水田および浮き苗の多い水田では、薬害を生じるおそれがあるので使用をさけてください。
  • れんこん、くわい、せりなどの生育を阻害するおそれがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合は十分注意してください。

水産動植物への注意

  • 水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。
  • 散布後は水管理に注意してください。
  • 散布器具および容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。

安全使用上の注意

  • かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。

貯蔵上の注意

  • 密栓し、直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に保管してください。
  • 適用内容と使用法
  • 使用にあたって